冒険の出発まであと1週間を切った。
来週15日の午前中には、パースを出発してシドニーを目指して歩き始めている。
まだ始まってもいないのに、ゴールが楽しみで仕方ない。
そもそもこのチャレンジを始める理由は、自分なりの東北支援をしたいと思ったことがキッカケだ。
ずっと思っているのは、「未来」のこと。
東北のこれからに寄り添うために、教育という形で支援を行いたいと思う。
だからこそ、寄付を集めて学校教育や幼児教育に協力したい。
教育こそ「未来」に直接繋がるとオレは考えているから。
想いにご賛同頂ける方からの寄付を是非ともお待ちしています。
形を作り、共に東北へ届けましょう。
どうぞよろしくお願い致します。
話は変わり昨年被災地に旅行で行き、自分の目でその光景を見て、空気を感じた。
その時に、オレは恥ずかしながら泣くのを堪えきれなかった。
涙が、嗚咽が、止まらなかったのだ。
とてもじゃないが、被災現場を撮影することもできなかった。
あれからもうすぐで一年経つ。
実は初めて東北を訪れたのが昨年の9月13日。
放射能にビビっていたこともあり、なかなか東北に行けなかった。
でも、そこにはいつものオレ達と同じ様に生活をしている人々がいる。
行くまでは「特別な場所」だと思ってしまっていたのだ。
だが、出会う人の優しさに触れ、うまい飯を食わせてもらい、何も特別なことなんてなかったと気付く。
彼らも、オレ達も、一緒なんだ。
たまたま自然がコトを起こして、たまたまそこに問題が発生してしまっただけのこと。
特別視して、「こちら側」と「あちら側」にしていたのはオレの価値観の問題。
いつ今のオレ達にも同じような問題が発生したっておかしくない。
絶対に、対岸の火事なんかではないんだ。
その翌日14日には、一日かけて石巻〜大船渡までを北上しながら被災地を見て回り、
そして15日に仙台で行われた、AIR JAMという音楽フェスに参加をした。
東北を元気付けるために再始動をした、フェスのオーガナイザーでもあるHi-STANDARDというバンドを見ながら、
「自分なりの東北支援」を一年以内に始めると心に決めたことを今でも鮮明に覚えている。
自分の道は自分で作るんだと。
奇しくも、オレのチャレンジのスタートは15日。
まさにちょうど一年振りだ。
マンガみたいだし確かに偶然だけど(今日気付いたので笑)、雲の上の誰かさんからのメッセージだとも自分では思っている。
「お前、本当にやるんか?」って。
きっと試されてるんだろうな。
あっという間に時間ってのは過ぎ去っていく。
誰にも等しく、時間は同じように過ぎ去って行く。
だからこそ悔いの無いように、テメー自身に嘘をつかないように、そして、誰かに少しでも寄り添えるように。
どんな形だっていい。
また明日から一歩ずつ、始めてみよう。
きっと、そんなに難しくはないさ。
PEACE
追伸
そういえば、もしかすると出発前にパースで取材を受けれるかもしれない。
TVなのか新聞なのかは定かでないが、今そういう動きが出てきている。
もしうまくいけば、少しでもオーストラリアの人々に東北を伝えることができるぞ。
チャンスを捕まえるんだ。
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