2013.09.08 「AIR JAM」

 

冒険の出発まであと1週間を切った。

来週15日の午前中には、パースを出発してシドニーを目指して歩き始めている。

まだ始まってもいないのに、ゴールが楽しみで仕方ない。

 

 

そもそもこのチャレンジを始める理由は、自分なりの東北支援をしたいと思ったことがキッカケだ。

ずっと思っているのは、「未来」のこと。

東北のこれからに寄り添うために、教育という形で支援を行いたいと思う。

だからこそ、寄付を集めて学校教育や幼児教育に協力したい。

教育こそ「未来」に直接繋がるとオレは考えているから。

想いにご賛同頂ける方からの寄付を是非ともお待ちしています。

形を作り、共に東北へ届けましょう。

どうぞよろしくお願い致します。

 

話は変わり昨年被災地に旅行で行き、自分の目でその光景を見て、空気を感じた。

その時に、オレは恥ずかしながら泣くのを堪えきれなかった。

涙が、嗚咽が、止まらなかったのだ。

とてもじゃないが、被災現場を撮影することもできなかった。

あれからもうすぐで一年経つ。

 

実は初めて東北を訪れたのが昨年の9月13日。

放射能にビビっていたこともあり、なかなか東北に行けなかった。

でも、そこにはいつものオレ達と同じ様に生活をしている人々がいる。

行くまでは「特別な場所」だと思ってしまっていたのだ。

だが、出会う人の優しさに触れ、うまい飯を食わせてもらい、何も特別なことなんてなかったと気付く。

彼らも、オレ達も、一緒なんだ。

たまたま自然がコトを起こして、たまたまそこに問題が発生してしまっただけのこと。

特別視して、「こちら側」と「あちら側」にしていたのはオレの価値観の問題。

いつ今のオレ達にも同じような問題が発生したっておかしくない。

絶対に、対岸の火事なんかではないんだ。

 

その翌日14日には、一日かけて石巻〜大船渡までを北上しながら被災地を見て回り、

そして15日に仙台で行われた、AIR JAMという音楽フェスに参加をした。

東北を元気付けるために再始動をした、フェスのオーガナイザーでもあるHi-STANDARDというバンドを見ながら、

「自分なりの東北支援」を一年以内に始めると心に決めたことを今でも鮮明に覚えている。

自分の道は自分で作るんだと。

 

image

 

奇しくも、オレのチャレンジのスタートは15日。

まさにちょうど一年振りだ。

マンガみたいだし確かに偶然だけど(今日気付いたので笑)、雲の上の誰かさんからのメッセージだとも自分では思っている。

「お前、本当にやるんか?」って。

きっと試されてるんだろうな。

 

あっという間に時間ってのは過ぎ去っていく。

誰にも等しく、時間は同じように過ぎ去って行く。

だからこそ悔いの無いように、テメー自身に嘘をつかないように、そして、誰かに少しでも寄り添えるように。

どんな形だっていい。

また明日から一歩ずつ、始めてみよう。

きっと、そんなに難しくはないさ。

PEACE

 

追伸

そういえば、もしかすると出発前にパースで取材を受けれるかもしれない。

TVなのか新聞なのかは定かでないが、今そういう動きが出てきている。

もしうまくいけば、少しでもオーストラリアの人々に東北を伝えることができるぞ。

チャンスを捕まえるんだ。

 

「寄付/活動サポート・支援のお願い」

・寄付

「行政/民間の教育支援のための寄付」「教育支援団体への寄付」「NPOへの寄付」「猶興学園プロジェクト(保育園、幼稚園、小学校を被災地に作る)」など、教育支援に関わる費用に充てさせて頂きます (こちらの寄付は活動費に回すことはありません) お振込先:ゆうちょ銀行 記号15310 番号10686291 イワタショウタ

・活動サポート費

BEYOND WALKに関わる生活費や交通費に装備代など、チャレンジに関わる活動費全てに充てさせて頂きます (今後世界各地で行う予定のチャリティー活動のための準備なども全て含みます) お振込先:三菱東京UFJ銀行 綱島(つなしま)支店 普通 4589046 イワタショウタ

是非、皆様のご支援ご協力を宜しくお願い致します。