6日の早朝から天候を確認していると、どうやらストームは夜中の内に去った様だ。
確かに雷はすごいし風の音も一晩中聞こえていた。
ということで、二日をかけて91km先のMaduraへと進む。
この日は前日の疲れが抜け切らず58kmでストップ。
前日とは打って変わってかなり寒い一日だったのと、小雨がパラパラ。
雨対策を荷物に施して19:30前には睡眠。
翌朝、強めの雨で起きる。
雨対策をしていなかったら大惨事だった。
そこで出発の準備をしていると道の方から突然、
「 Hi! Good morning!! 」
と聞こえ、ギョッとして振り返ると身一つで男性が走ってくる。
何でこんな時間から近所でトレーニングしてる様な恰好で、しかもナラボーど真ん中に人がいるのかわけが分からず呆然としていた。
そしたらオレのチャレンジを知っているし、誰だと思ったらなんと!
イギリスから来たMirk、彼も走ってオーストラリアを横断しながら、小児がんの子供たちのための寄付を集めている男だったのだ。
「 2600 MILES IN 70 DAYS OCT-DEC 2013 」
ちなみに、彼のDay22と23のBlogに彼への応援メッセージ動画(4秒!笑)で出ています。
よろしければ、是非!笑
以前に停まってくれた親子が話してくれたのを聞いてはいたが、オレの先に行っていると思っていたら後ろから来ていたらしい。
お互い、出逢えたことに喜びながら記念撮影!
まさか同じ様な想いで同じタイミングで、このオーストラリアで出逢えたことと言うのは本当に奇跡的だと思う。
一つ一つを噛み締めて生きていきたい。
お互い、これから道中で抜きつ抜かれつになりそうだ。
その後は猛烈な雨が降り始め、ずぶ濡れになりながら残りの33kmを進む。
昨日できるだけ進んでおいて良かった…!
というか、この一週間でおおよそ想像できる全ての自然の凄まじさを体感した。
本当にとてつもない財産になったな。
そして最後ロードハウスの手前に「 Madura Pass 」というルックアウトがあり、天気も回復したのでそこからの眺めを見る。
ナラボーの先へと道が進み、手つかずのブッシュと空とのコントラストに感動。
眼前には雄大な自然が広がる。
あくまでも自然には抗わず、受け入れる形で見えてくるものが本当なんだと思う。
それくらい、自分のちっぽけさや自然の素晴らしさを感じた一週間だった。
ロードハウスに着くとMirkと彼のサポートをしているJasonがランチをとっていたので、一緒にオレも休憩。
撮影会になり多いに盛り上がる。
その後Maduraのオーナーも宿泊とディナーやデザートを無料にしてくれ、本当に感謝感謝の一日。
急いで荷物の整理や洗濯などを済ませ、また明日以降の準備を急ぐ。
明日からは二日かけて115km先のMundrabillaへ。
〜Madura?Awnis, Watson, Davide Righi, Andrea Galgnani, Rocco Napoli, Paul, [ Madura Pass Oasis ] Brian
沢山の出逢いと別れに、沢山の感謝。
自然の凄まじさや雄大さ。
これは本当に旅に出たから心底分かったこと。
いくら頭では分かっていても、経験してそこに体重が乗ると全然違う。
生きているって、命があるって、マジで素晴らしいね。
だからこそどうやってこの時間を使うのか。
常に自分に問いかけていきたい。
PEACE
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