2014.01.02 [ Adelaide?〜若者が選挙にいかないと政治が変わらないってホント? ]

 

こんにちは!

今日はですね笑

お題の通り、今日本でHotだと思われる話題、都知事選に絡んだものをツラツラと書きたいとます。

というわけでテーマは、

「日本とオーストラリアの投票率の差ついて考えてみよう!」です笑

 

 

時期も時期だし、せっかくなんでね。

特に同世代の仲間たちへ向けて書きまっす!

ポリティカルなお話ですが、是非お付き合い下さいませ。

これを読んで、「次は選挙いこっかな」なんて思ってもらえたら最高です!!

 

ではまず、基本的なところの「投票権」について。

日本は満20歳以上の皆さんは選挙権があります。

オーストラリアは満18歳から。

で、日本の投票は任意ですが、オーストラリアではなんと…

投票は義務なんです!!

なので、この義務を果たさないで投票に行かない悪い子には罰金が発生します。

$100以下の罰金、日本円にして約1万円の罰金。

…結構エゲツない額ですよね苦笑

そのおかげと言っちゃあなんですが、投票率は平均で91〜96%をキープ!!

スゲーっすよマジで笑

全体の年齢でのデータなので、どの年代の人も関係なくほぼ投票にいっているという結果になります。

 

では我が日本はどうか。

直近のデータ(05年、下図参照)によると、投票率は全体で67.5%という結果です。

上半分です!

image

 

これをもっと細かく見ると、

20代の若者は大体平均で3〜4割、60歳以上の高齢者は6〜7割の方が投票しています。 http://alternas.jp/study/it_social/46689

と考えると、若者で投票に行くのは5人のうちの1人か2人ほどということになります。

 

 

いや、恥ずかしながら自分も一時までは選挙行かなかったんですよ。

「ダセー奴らに投票しても何も変わらん!」などと思っていまして苦笑

ですが一つの事実として、「あること」を知りました。

それは、

「若者の投票率が1%下がると、49歳以下にはおよそ13万5,000円の経済的損失が発生する」ということです。一つ前のURL参照

それの意味するところは、

?政治家は、選挙で勝つために投票率が高い高齢者向けの施策を考える傾向がある

?結果として若者に不利な政策が推進される

このような理由から、そう遠くない未来に知らず知らずのうち、約14万円もの経済的損失を被っているということになります。

これを知ってしまうと(14万円で新しいパソコンが買えたかもしれない…笑)、まずは自分の足元の経済を考えるだけで、選挙に行かないという選択肢はかなり減ると思うんですよ。

足を引っ張られるのも嫌なんで、「選挙行こうよ!」なんて声をかけるのもありかと!苦笑

 

また、年齢別投票率格差(20〜35歳の投票率と55歳以上の投票率の差)は、国際的に見ても日本はイギリスに次ぐ世界第2位という不名誉な記録もあります。

もっかい同じ画像の下半分を見て下さい!
image

 

そんなわけで。

こんなにもオレ達若者が投票に行ってもいない状況で、

「国が〜」

「政治家が〜」

なんて、馬鹿にしたり非難することなんてできないと思うんです。

てか逆に馬鹿にされてると思うんですよ笑

「どうせあいつら選挙行かないし、若者なんてほっとけよ」って。

そりゃ、彼らだって自分に投票してくれる人たちを優先させたくなりますよね。

もう一つ言えば、ちゃんと責任を果たして投票をしている人たちが優先されるのも当たり前。

選挙にいかねーオレ達世代がどうこう言う権利はないでしょう。

この民主主義においては、世代の責任です。

 

要は、受けてきた教育がどーとか、政治がカッコ悪く見えるとか、そうやって何かのせいにしてたらいつまでもオレ達のジェネレーションは苦労するってこと。

ちなみに、去年7月の参院選挙では投票率52.6%で戦後3番目に低い投票率だったそうです…。 http://www.asahi.com/politics/update/0721/TKY201307210015.html

(我が島根は60.9%で、なんと全国1位の投票率!ウハ!!笑)

次の都知事選はどうなることやら。。。

 

ただオーストラリアの投票の歴史として面白いことがあります。

それは、1925年に義務投票が始まる前の投票率は51〜78%だったということ。

…ん?

あれ?

日本とそんなに変わらなくね!?

そうなんです、義務になって罰金が始まって以降、投票率は91〜96%に跳ね上がったというわけです!笑

そう考えれば、日本も義務にして悪い子には罰金にしちゃえばいいのに。

などとオレは思っています。

というか、考えようではオーストラリアの14倍もの約14万円も損するんだけん、選挙に行かない方がヤバイでしょと。

 

 

今回は日豪の投票率の差について考えてみました。

結論は、

?日本は投票率が低く、中でも若者はヤバイ。
結果として49歳以下は約14万円も損してる。

?オーストラリアは投票率がすごく高い。ほぼ全員選挙に行っている。
行かないと罰金が1万円。

こんな感じです。

どうですか、少し選挙に行きたくなってきましたか?笑

 

※プチ情報

世界的に投票率は年々低下しているようですが、日本も例に漏れずそのトレンドまっしぐらです涙

なんとかせねば…!

 

そして最後に。

 

「若者が選挙に行かないと政治が変わらない?」

オレとしての答えは、Yesです。

14万円損するとかどうとかは足元の経済事情。

それ以上に、「政治家にこっちを見させる」必要があると思っています。

「投票しねーからほっとけ」って思われている現状を変えないことには、若者世代の意見を国の政治に伝えることなんてできやしないし、伝えることができない状況で政治を変えるなんてほぼ無理。

ましてや、自分らのことに文句ばっか言ってる奴らのために何かしようなんて思う政治家なんていないと思いますよ。

レジェンド・マンデラじゃあるまいし。

 

だったらさ。

まずは意思表示の手段として投票くらい行こうよ、と。

で、世代としてちゃんと責任果たして投票率上げてから一丁前のこと言って、文句があるならちゃんとぶつけて、もっと良い国作りに若者もコミットしていきましょうよ。

 

少なくともオレは、自分の世代を盛り上げたい。

投票率くらい上げて政治家連中を見返してやりたい。

そんで、オレ達の世代を無視できないようにしてやりたい。

じゃないと苦労するのはオレ達のジェネレーションなんだから。

そう思って、今回ブログを書いてみました。

 

ちなみに。

50年後、このまま少子化が進めば2060年には人口が1億人を切る試算が出ています。

しかも約4人に1人が高齢者になるらしい。

オレ達もその頃はじいちゃん・ばぁちゃんですよ。

だからこそ、未来の子供達や孫に重荷を少しでも背負わせないため、今できることを始めないと間に合わなくなる。

何故ならこのままだと、2060年には現役世代1.2人で1人の高齢者を支えることになるらしいから。

どー考えてもヤバイでしょ?笑

後輩たちを苦労させたくはないっすよ、マジで。

 

今できることをみんなでやっていきましょうぜ。

その「今できること」の一つは、「選挙に行き投票率は上げること」かも!!

 

はい!

今回のブログは選挙・投票についてのお話でした。

少しでも選挙に行かねば!という実感が湧いていてくれると嬉しいです。

今が未来を作るのだから。

image

 

以上、最後まで読んで下さりありがとうございました!!

未来へ!!

 

PEACE

 

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